[代表取締役]⻄條伶菜について
⾹りへの情熱は⼩学校 5 年⽣の頃に遡ります。⽗が企画した調⾹体験を通じて、「⾹る」と いう仕事を⽣業とする調⾹師に強く惹かれ、その瞬間、体に電撃が⾛ったような衝撃を受け たことを今でも鮮明に覚えています。それ以来、⾹りについて考えているだけで、あの電撃 が再び体を駆け巡るような感覚が蘇ります。
⾼校時代には⾹⽔の発祥地グラースを訪れましたが、調⾹には化学のバックグラウンドが必 要であることを知り、⼀度はその夢を諦めました。しかし、その後トロントに留学したのち、 帰国してからは東北⼤学で化学の仕事に就き、再び⾹りの世界への道が開かれました。これ が、私を⾹りの世界へと引き戻した運命的なきっかけだったと思います。
その後 8 年間ほど⼤学や分析装置メーカーで化学の知識を深め、グラースにある調⾹学校 で調⾹の基礎を学びました。
帰国後、⼤⼿⾹⽔代理店のラウンダーとして販売員を務める中、都内百貨店で多くのお客様 と⾹⽔について話す機会がありました。そこで、⽇本⼈が⾹⽔を選ぶ際に「他⼈からどう⾒ られるか」や「流⾏の⾹⽔」といった視点が影響していると感じました。しかし、⾹⽔は嗅 覚受容体が本能を司る扁桃体に近いため、⾃分の本能にアクセスしないと本来の⾹りを選 べないものです。そこで私は、⾹りを通じて、個々の潜在的な⼒を引き出し、それぞれが⾃ ⼰の軸を⾒出せるようサポートしたいと考えています。
2024 年にはミラノで開催された世界的な⾹⽔の展⽰会で「インダルトパリ」との輸⼊代理 店契約を結ぶことができました。このブランドが、⽇本⼈の「嗅覚のポテンシャルを⾼める」 きっかけになると確信し、事業を⽴ち上げることを決意しました。まだ⽇本では⾹⽔という ⽂化は根付いていませんが、⾹りの魅⼒を伝え、嗅覚の可能性を広げていきたいと考えてい ます。
2009—2011
カナダトロントから帰国
2013—2018
東北大学メディカルメガバンク機構ゲノム解析部門技術補佐員
2018—2021
(株)島津テクノリサーチ 医薬ライフサイエンス事業部 技術員
2021 9月
Fragrance Summer School (Grasse Institute of Perfumery)
2021—2024
フレグランス販売員
2024 7月
(株)芳恩舎設立
芳恩舎とは
会社名に家族の歴史を組み込みたくて家族の中でも特に祖母の話を聞くたびに心が 動く事、 「似ている」と勝手に思っているからか、会ったこともない祖母ではあるの ですが、私が祖 母から受けた影響は大きく、祖母の名前が「芳子」で「芳し い」とか「芳香」なんて言葉も あるので「芳」の字を入れました。言葉、特に人からい ただいた言葉を大切にしていて、芳 恩舎として香水のブランドも製作する予定で すが、ブランドのコンセプト、或いはブランド 名に「一言芳恩」という言葉 を入れたいと思っております。言葉や支えてくださる方々へ感 謝を忘れないようにとい う意味を込めて「芳恩舎」と名付けました。
芳恩舎とは
近日公開
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